福島移住で心地よく暮らそう!⑤土間のある家——移住で出会う穏やかな時間と暮らし方

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移住先での暮らしを思い描くとき、自然と寄り添い、心からくつろげる空間があることはとても大切です。なかでも「土間」を取り入れた住まいは、屋外と室内をやさしくつなぎ、日々の暮らしに豊かな彩りを添えてくれます。今回は、そんな土間のある暮らしを、いくつかの実例を交えながらご紹介します。
 

移住先で感じる心ほどける日常。土間のある住まいの魅力

移住先で感じる心ほどける日常。土間のある住まいの魅力

内と外を緩やかにつなぐ、自然と寄り添う暮らし

土間は、外と内を隔てる「境界線」ではなく、むしろそれを曖昧にする「ゆるやかな余白」のような役割を果たします。靴を脱いでも脱がなくても、庭の気配を感じながら季節を迎え入れる舞台となり、暮らしにやさしいリズムを生み出してくれるのです。移住という新たな生活を選んだ方にとって、この緩やかなつながりこそ、自然と心を寄せ合う暮らしの喜びとなるでしょう。
 

暮らしに合わせて自由に使える

土間の魅力は、その自在さ、暮らしに応じて多彩に使いこなせる点にあります。例えば、愛犬との散歩帰りに腰を下ろしたり、ガーデニングの道具を広げて手入れを楽しんだり。家族のライフスタイルに合わせて柔軟に形を変える土間は、新しい暮らしを受け止める余白として、日常をしなやかに彩ってくれるのです。
 

薪ストーブとも相性が良い

土間はまた、薪ストーブとの相性が抜群です。重厚なストーブを設置するのに適した耐久性を備え、薪の搬入や収納もしやすく、住まいを清潔に保ちながら使うことができます。炎のゆらぎを眺めながら、土間に腰をかけて家族や友人と語らう時間は、移住先ならではの贅沢なひととき。冷え込む冬も、火の温もりが家中に広がり、訪れる人々をやさしく迎え入れます。
 
 

移住でかなえる、土間のある暮らしの実例紹介3選

柔らかな光の入るリビング土間は、家族の憩いの場所

柔らかな光の入るリビング土間は、家族の憩いの場所
 
柔らかな光の入るリビング土間は、家族の憩いの場所
 
やわらかな陽射しに包まれるリビング土間は、家族の心を穏やかに癒やす特別な居場所です。リビングとの床の段差はベンチのように佇み、腰を下ろせば土間越しに大きな窓の景色が広がり、心を解き放ってくれます。境に設けられた障子をそっと閉じれば、やさしい光が室内を包み込み、深い安らぎを与えてくれるでしょう。四季折々の移ろいを感じながら暮らすことで、家族の語らいに彩りが生まれ、暮らしがより豊かでかけがえのないものになります。
 

外と中の中間のような土間空間はアクティブに使える

外と中の中間のような土間空間はアクティブに使える
 
外と中の中間のような土間空間はアクティブに使える
 
昔ながらの日本の住まいの知恵を、現代に活かした土間空間。屋内と屋外をやさしくつなぐこの場所は、家族それぞれの過ごし方を受け入れる自由なスペースです。木の温もりに包まれて、子どもは元気いっぱいに遊び、大人はゆったりとした時間を楽しむことができます。靴を履いたまま気軽に使える便利さと、開放的な心地よさが両立する土間は、今の暮らしに新しい選択肢をもたらします。内でも外でもない、その特別な魅力がここにはあります。
 

造作の扉が印象的な薪ストーブのある土間空間

造作の扉が印象的な薪ストーブのある土間空間
 
薪ストーブの温かな炎が揺らめく土間空間に、職人の手仕事が光る造作扉が印象的な彩りを添えています。コンクリートの床と木の格子が織りなすモダンな和の趣は、機能性と美しさを心地よく調和させた設計。縦格子の扉からこぼれるやわらかな光が、静かな空間に奥行きを生み出し、薪の香りとともに穏やかな時間を演出します。現代の住まいに息づく日本の美意識が、ここで静かに表現されています。
 
 

まとめ

土間は、内と外を緩やかに繋ぐ日本の美しい知恵を現代に蘇らせた特別な空間です。家族それぞれの過ごし方を受け入れる自由な領域として、暮らしに豊かな彩りを添えます。現代のライフスタイルにしなやかな選択肢を提案する土間という空間を、あなたの家づくりにも取り入れてみてはいかがでしょうか。

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