「長期的な目線で、経済的な家づくり」

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こんにちは、福島県中通りを中心に

持続可能な住まいづくりを行なっている建築会社

SIMOKUしもく)です。

 

家を建てるのは、安い買い物ではありませんが

安いところで購入してしまい

後からのメンテナンスや修理にお金がかかってしまった

という話もよく聞きます。

 

長期的な目線で、経済的な家とはどのような家でしょうか?

 

軒を出すことで、雨などから外壁を守る

軒には多くのメリットがあります。

 

・外壁を汚さない

・日差しの調整

夏場には、軒がないと窓ガラスや外壁に直射日光が当たることになり、室温が余計に上昇します。

しかし冬場は軒があっても日射角度が低いため、日差しを遮ることにはなりませんので、室温が余分に低下することはありません。

・雨天時などに雨除けの役目を果し、窓からの雨水の吹き込み防止機能にもなる

軒がない家も長期優良住宅として選ばれる可能性はありますが

将来のメンテナンス費用を考えると

軒がある家を作ることがおすすめです。

 

2階のバルコニーに雨漏りの原因になりやすい

2階のバルコニーで洗濯物を干したり

時にはバーベキューをしたり…。

憧れてしまいますが、バルコニーは

屋内の雨漏りの原因になりやすいので要注意です。

 

2階にあるバルコニーの排水は

天井裏を通らないといけない仕組みになっています。

そうすると、雨漏りが発生した時に

屋内に影響があります。

 

近年は共働きが多く

洗濯ランドリースペースを作るケースが多いため

1階で外干し、もしくは部屋干しすることがおすすめです。

 

断熱材には羊毛や木質系を使用する

断熱材で主流なのは石油系の断熱材やグラスウールですが

石油系の断熱材は熱に弱く、

グラスウールは湿気に弱いため施工には注意が必要です。

 

一方で、羊毛や木質系の断熱材は

調湿性があり、壁内の湿度を調整してくれるので

結露対策にもなり、構造体にやさしいというメリットがあります。

また劣化もしないため、

リフォームの際に取り替える必要がありません。

 

石油系の断熱材やグラスウールの方が

設置時のコストは安いですが

長い目で見ると、羊毛や木質系の方が

コストがかからないでしょう。

床には無垢の材料を使用する

杉の無垢の素材を利用した床は

調湿性や抗菌性、香りや足ざわりなど

さまざまな性能が劣化せずに保たれます

また、傷がついても日焼けで目立たずなじむため

長い目で見ると無垢材のフローリングはメリットが

たくさんあります。

 

将来は子どもや孫に受け継がれる可能性もある一軒家。

そうでなくても、手放す時に状態が良い方が

高額で売れる可能性があります。

 

長い目でみて、経済的な家づくりを行いましょう。

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