福島移住で心地よく暮らそう!①理想の暮らしを叶える土地の選び方
- 家づくりコラム

理想の暮らしを実現するには、「どんな家を建てたいか」だけでなく、「この場所でその家が建てられるかどうか」を見極めることがとても大切です。せっかく土地を買ったのに、思い描いた家が建てられないという失敗を防ぐために、土地選びの基本をわかりやすく紹介します。
目次
土地はあるけど建てられない?——郊外あるある「土地の落とし穴」
土地には建築に関するさまざまな規制があり、どんな土地でも自由に家を建てられるわけではありません。気に入った場所でも住宅が建てられないという土地も存在します。どんな土地に注意が必要なのか、代表的な例を見てみましょう。
農地
のどかな環境が魅力の農地ですが、住宅を建てるには注意が必要です。農地は「農地法」により守られており、農地のままでは基本的に家を建てることができません。建築目的で使うには「農地転用」という手続きが必要で、許可が下りないことも。土地の見た目に惑わされず、用途地域や登記内容をしっかり確認しましょう。
市街化調整区域
市街地の拡大を抑えるために設定された「市街化調整区域」。このエリアでは、新たに住宅を建てるのが原則として制限されています。すでに家が建っている場合でも、再建築できるかは別問題。手続きが煩雑だったり、許可が出なかったりすることもあるため、不動産業者や自治体への事前確認が欠かせません。
再建築不可の建物を撤去した土地
一見すると魅力的な更地でも、実は「再建築不可」の土地であることがあります。これは、過去に建物があったとしても、その土地の条件で、たとえば道路に面していなかったり、接道幅が不足していたりという理由で、新たに住宅を建てることが認められていないケースです。こうした土地では、建物を壊してしまうと再び家を建てられない可能性があるため、購入前に「再建築の可否」を必ず確認しましょう。
道路に接していない土地
家を建てるには原則としてその土地が、幅4m以上の道路に2m以上接している必要があります。これを「接道義務」といい、これを満たさない土地は原則、建築不可となります。細い通路しかなかったり、私道トラブルがある場合もあるため、現地確認と役所での調査がとても重要です。
初めての土地探し、頼れる相談先は?
この場所に住みたい! と思ったとき、つい土地探しから始めたくなりますが、実は家づくりの順番としてはあまりおすすめできません。土地には建築上の注意点が多く、専門的な知識が必要になるため、先に建築会社を決めておく方がいいでしょう。
また、住宅ローンは土地だけでは組めず、建物のプランや見積もりが必要となるため、スムーズな購入には住宅会社の協力が欠かせません。建築会社を先に決めておくことで、土地の向きや日当たり、プライバシーの確保までを考慮した設計が可能になります。加えて、水道やガスなどのインフラ状況の確認など、細かいチェックにも対応してもらえます。
見逃せない!土地探しのチェックポイント
土地を選ぶうえで重視したいのは、広さや価格だけではありません。その土地が希望する住まいの実現に適しているかどうかということが大切です。法的な制限(建ぺい率・容積率・用途地域など)や、接道条件、ライフラインの整備状況などを総合的にチェックする必要があります。さらに、日照や通風、地盤、災害リスクといった住環境の要素も見逃せません。
こうした条件は一見して判断できるものではなく、専門的な知識と視点が欠かせます。SIMOKUでは、土地選びの段階から建築のプロが伴走。設計を見据えた的確なアドバイスで、安心して家づくりを進められるようサポートします。地元ならではのネットワークがあるからこそ届く未公開物件の情報も、理想の土地との出会いを後押しします。
まとめ
理想の住まいを叶えるためには、土地選びが土台になります。見た目の印象や立地の良さだけではなく、建築の条件や住環境も含めて、全体を見ながら判断していくことが大切です。まずは焦らず、自分たちの暮らしに合った土地を見つけること。土地選びから専門家の目を借りながら、一つひとつ丁寧に選択を重ねていくことで、満足のいく家づくりにつながっていくでしょう。
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